【絵画評】藤城清治影絵展 幸せをよぶ光

先週末、銀座の教文館にで開催されている藤城清治の影絵展に行きました。
毎年、この時期に開催されています。私は今年で3回目の観覧となります。


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決して広くはない展示スペースですが、暗闇の中で、輝く作品群には目を奪われます。

藤城作品のよいところは、芸術性がありながらも、親しみやすくわかりやすいこと。
小難しい、芸術論を振りかざすまでもなく、作品の素晴らしさを万人が知ることができる。
しかも、宗教に裏付かれた深いメッセージ性もあり、氏の絵の前では癒されつつも、背筋を伸ばさずにはいられないのです。

私が気に入ったのはこの絵。


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北欧の昔話をモチーフに描かれています。
1枚1枚の絵の説明も藤城氏の語り口調でしんみりと心に入ります。

しかも、この美術展、作品を自由に撮影可能です。日本の美術展では、珍しいですね。

☆来年も行きたい美術展です。

I went to Kyoubunkan at Ginza to look at paintings Seiji Fujishiro drew.
There were many  brilliant paintings in the dark.
I think good points of Fujishiro's paintings
are artistry ,  popularity and simple.
Everyone can know what the paintings want to tell.